由紀子の言葉

最近私は私の機嫌を損ねることが多い。よくないことだ。

「機嫌よくおって」

機嫌よくおりたい、私も。

無意識に、こんなしんどい私、しんどくさせたあなた、ちゃんと機嫌とってよ、ごめんねって思ってよ、と思ってしまっているのかもしれない。

これは私のとんでもなく悪い癖である。

 

私は不機嫌になると、正論風なことを振りかざし、私を不機嫌にする要因を糾弾したがるけれど、私を不機嫌にしているのは私の思考回路なだけだ。

お母さんが言っていた。

「ストレスなんてものは存在しない。自分で作り出しているだけだ」って。

怒りや憎しみを人に向けるべきではありません。だって怒りや憎しみを生んでいるのは、自分に与えているのは、人ではなくて自分自身だから。

 

考え方ひとつで世界は変わるし、人を許す、寛容でいる(相手に悪気がない場合は正確ではない表現だと思うけど)ということは、自分の世界の平和のためにも大切なことだと思う。

 

と、いう風に、全部自分の問題だと、調子いい時は俯瞰で見れるのに、ちょっと嫌な気持ちが湧いてくると誰かのせいにしたくなってしまう。

まあごく自然なことだけど。

 

自己責任、自己完結、精神的自立、自分、個人、そういうものを強く言って聞かされながら育った

「人に変化を求めるべきではない」

「全て自分次第」

 

だって人に求めだしたら止まらない。 私のために変わってほしい、私の機嫌をとってほしい、私だけを見ていてほしい。

それは、求め過ぎは、不幸の始まりだね。

与える人でありたい。

 

なりたい自分は受け入れて丸ごと愛せる、そういう自分だから、目指すだけ目指してみよう。

無理ならギブアップすればいいしね。