7月の終わりに心が重たい

早く秋にならないだろうか。

8月は中々気が重いことがめじろうしなのだ。

多くの人にとっては最高に楽しい夏のイベントが、私にとっては憂鬱なものになってしまっている。

楽しいはずのイベントの中に、心に鬱陶しく、痛く、辛く引っかかることがあるからだ。

私はそれらを何も気にしないで手放しで楽しめる程精神が成熟していない。

もしくは成熟、未熟関係なく、あらゆることに鈍感ならばいくらか良かったのかもしれないが、生憎私はスーパーセンシティブ、超敏感人間なのだ。

 

私が欲しかったものが確かにあった形跡をまざまざと目前に突き出されて、悪意を持ってそれらを自慢げに語られるしんどさに、完全に心が折れてしまった。

楽しい祭りであることはわかっている。

楽しまなければ損であり、大馬鹿者だということもわかっている。

心持ち一つで思い切り楽しめるということもわかっている。

ただ、今は、気が重い。

どうしても切り替えられず、不安で悲しいところだけに目が向いてしまう。

誰にどうしてもらうこともできないが、私が欲しかったものを、日々を、幸せではなかった、いいものではなかったと、否定して欲しい。

わかっているけれど、どうか嘘をついて欲しい。